子どもが生まれて仕事と家庭を両立させようとしていますが、なかなかうまくいかずに疲れてしまいました。
わかります。「男性が仕事と家庭を両立させるのが当たり前」なんて風潮もありますが、実際には難しいですよね。
仕事と家庭から二重にプレッシャーをかけられて、心と体をすり減らしていませんか。
女性だけではなく男性にも産後うつのリスクがありますから、まず、これ以上、無理に頑張ってしまうのは絶対やめてください。
その上で、次のことを試してみてはいかがですか。
私の経験談ですが、仕事と家庭の両立で疲れてしまうのは、あなたの努力が足りないのではなくて、環境の問題なんですよ。
解決策
①働き方を見直す、②育児・家事の負担を減らす
この記事では、残業100時間超のブラックな職場での子育てに限界を感じてホワイトな会社に転職した私が、仕事と家庭の両立で疲れてしまったの生活を変える対処法をお伝えします。
最後まで読んでいただければ、家族が幸せになるヒントをつかんでもらえるはずです。
仕事と家庭の両立で疲れたと感じたら試してほしいこと
仕事と家庭の両立に疲れてしまうのは、あなたの頑張りが足りないからではなくて、環境が悪いからです。
疲れたと感じたら、限界が近づいてるサインなので、まず環境を変えることに注力しましょう
① 働き方を見直す
一つ目の対処法は「働き方を見直す」ことです。
子どもが生まれる前と後で、同じ働き方をしていませんか?同じように働こうとしていませんか?
ただでさえ、サラリーマンは長時間労働に苦しんでいます。あなたもそうではないですか。
そんな状態で、さらに家庭でも育児に勤しむ姿勢は素晴らしいですが、無理が出ないはずがありません。
だから、限界が来る前に働き方を見直すことが必要です。
私も最初は子どもが生まれる前と同じ働き方を続けていましたが、どうしても育児をする時間が少なくなってしまい、妻に大きな負担をかけてしまいました。
結果、自分以上に妻が疲弊してしまい、働き方を見直す決心をしました。
働き方を見直すために、私がしたことは次の2つです。
働き方を見直すためにしたこと
- 上司に相談する
- 転職する
まず、最初にすべきことは、「上司に相談する」ことです。
「自分が今置かれている現状」や「いかに仕事と家庭を両立させるのが難しいか」を腹を割って相談しましょう。
今は「男性の家庭進出」が叫ばれていることもあって、職場環境の改善には前向きに対応してくれる会社も多いと思います。
しかし、上司に相談しても、何も解決してくれないこともあり得ます。悲しいですが、そうなったら転職を検討するしかありません。
ちなみに私はこのパターンでした。
役割を固定して私が担っていた夜間業務の改善を提案しましたが、「先輩たちもみんな乗り越えてきた」という趣旨の話をするだけで、改善には応じてくれませんでした。
このことがきっかけで、私は「この会社にいるべきでない」と腹をくくり、転職活動を始めました。
上司への相談が、どう転ぶかはわかりませんが、少なくとも現状を打開する糸口になります。
② 育児・家事の負担を減らす
二つ目の対処法は「育児・家事の負担を減らす」ことです。
育児書や助産師さんの助言の通りに育児をやろうとしていませんか?
そのアドバイスの中には、必ずやらなきゃいけないことと、余裕があるならやった方がいいことが混じっています。
それを見極めて、理想にとらわれずに、力を抜けるところは抜いて育児をすると、気持ちが楽になりますよ!
2人目の育児は、夫婦ともにこういうスタンスでやっているので、1人目に比べて、すごく余裕があります。
例えば、次のことを試してみてください。
- 食事は総菜や弁当を買う
- 離乳食も市販品を活用する
- ルンバを導入する
- 乾燥機付き洗濯機を導入する
- 寝なければ無理に寝かしつけしない
- 家事代行/ベビーシッターを活用する
頼れるツールやサービスは徹底的に頼って、育児の負担を減らしましょう!そのために働いてるんですから。
まとめ|無理に頑張るのではなく環境を変えよう!
以上、仕事と家庭の両立で疲れた男性に試してほしい2つのことをお伝えしました。
仕事と家庭の両立で疲れたときの対処法
- 働き方を見直す
- 育児・家事の負担を減らす
この2つの対処法の共通点は、とにかく「自分の努力を疑うのではなくて、環境に目を向けてみよう」ということです。
唐突ですが、胡蝶蘭は最低気温が14度以下の環境では、いくら頑張っても花は咲かないそうです。
人間も胡蝶蘭と同じで、環境が悪ければ、いくら頑張っても結果は出ないんです。
仕事と家庭を両立させるあなたの努力は、それだけで素晴らしいものです。
それでも、疲れてしまうなら、まずは環境を変えることに目を向けてみませんか。