動画編集

【体験談】動画編集に向いてる人と向いていない人|特徴と確認方法

【体験談】動画編集があなたの適職!?|向いている人と向いていない人の特徴

「動画編集に興味があるけど、自分に向いているかどうかわからない」

「動画編集で活躍できる人の特徴を知りたい」

その気持ちよくわかります。新しいことにチャレンジしようと思っても、向いていないことを選んでしまうと、結局、長続きしないんですよね。

動画編集は挫折する人も多いので、なおさら慎重になってしまいますよね。

この記事でわかること

Q

動画編集に向いている人の特徴が知りたい。

A

動画編集に向いている人の特徴は2つ。①「表現するのが好き」、②「ものづくりが好き」

この記事では、10年テレビ局に勤めた後にメーカーの企業内“動画担当者”に転身した私が、動画編集に向いている人の特徴をわかりやすく、コンパクトにお伝えします。

動画編集は楽しい仕事です。この記事を読んで、自分に向いていそうだったら、ぜひチャレンジしてみてください!

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動画編集に向いている人の特徴2選

動画編集に向いている人の特徴は、大きく2つあります。

動画編集に向いている人の特徴

  • 表現するのが好き
  • ものづくりが好き

①表現するのが好き

動画編集に向いている人の特徴の一つ目は「表現するのが好き」であることです。

これは私が動画制作を続けている一番の理由でもあります。皆で企画した思いやメッセージを動画という形に残す作業が楽しいんですよ。

「なぜ、表現するのが好きだと、動画編集に向いているの?」と思われたかもしれません。

それは動画編集が、表現するという行為(文章を書いたり、絵を描いたりすること)と、本質的に変わらない行為だからです。

小説家は伝えたいメッセージを表現するために、文章を書きますよね?

アーティストは伝えたいメッセージを表現するために、絵を描きますよね?

動画編集者も小説家や音楽家と同じで、伝えたいメッセージを表現するために、動画を作るんです。そのために必要なのが動画編集というスキルです。

「動画編集者が小説家やアーティストと同じ」というと少し大げさに聞こえるかもしれませんが、共通する部分は多いんですよ。

動画編集という表現行為が一般的になったのはごく最近のことなので、まだ表現方法としては認知度が低いだけです。

ですから、文章を書いたり、絵を描いたり、話したり、踊ったり、何かしら表現をすることが好きな人は動画編集に向いています。これは私の経験上、断言できます。

②ものづくりが好き

動画編集に向いている人の特徴の二つ目は「ものづくりが好き」であることです。

なぜなら、動画編集という作業は、ものづくりに他ならないからです。

物理的な形には残りませんが、動画制作の現場はものづくりの現場と似ているんですよ。

例えば、ものづくりには「①設計⇒②材料調達⇒③材料加工⇒④組み立て⇒⑤仕上げ加工」という工程があります

実は動画制作も同じような工程で作られるんです。

動画制作全体の流れ

  • 動画の企画(設計)
  • 撮影(材料調達)
  • 撮影した動画素材から適切な長さのカットを抜き出す(材料加工)
  • カットを並べ替えて動画をつなげる(組み立て)
  • テロップや音楽挿入(仕上げ加工)

動画編集者が担当するのが「③カット割り」「④カットの並び替え」「⑤テロップ等の挿入」になります。

このように動画制作の工程はものづくりと非常に似ているんです。

苦労して一本の動画が完成させると、確かな達成感に包まれます。こうした「ものづくりの醍醐味」を味わうのが好きな人は、動画編集に向いていますよ。

動画編集に向いていない人の特徴3選

続いては、動画編集に向いていない人の特徴を紹介しますね。

動画編集に向いていない人の特徴

  • 地道な作業が苦手
  • 協働作業が苦手
  • 定型化できない作業が苦手

①地道な作業が苦手

動画編集に向いていない人の特徴の一つ目は「地道な作業が苦手」なことです。

なぜなら、動画編集の仕事は細かくて地味な作業の連続だからです。

撮影した映像を基にカットを並べ替えるだけではないんですよ。他にも細かい作業がたくさんあるんです。

動画編集の地味で細かい作業

  • カットを抜き出す⇒撮影した動画素材から必要箇所を選ぶのが大変
  • 音調整⇒カットを並べ替えたときに音が自然に聞こえるようにするのが大変
  • テロップ入れ⇒インタビュー系の動画だとテロップの枚数も多くて大変

他にも地味で細かい作業がたくさんあります。

ですので、こうした地味で細かい作業をコツコツをやることが苦手な人は、動画編集には向いていません。

②協働作業が苦手

動画編集に向いていない人の特徴の二つ目は「協働作業が苦手」なことです。

なぜなら、一般的な動画制作は動画編集者以外にも、多くの人が関わって作り上げるものだからです。

画編集者以外に動画作りに関わる人

  • 発注者(クライアント)
  • プロデューサー
  • カメラマン
  • デザイナー

このように一般的な動画制作は、複数の役割を持った人たちがコミュニケーションを取りながら行われます。

規模によっては、ひとり何役もこなす場合もありますが、多くの場合、1人だけで完結する仕事ではないんです。

なので、「協働作業が苦手」「コミュニケーションが苦手」という人は、動画編集や動画制作には向いていないと思います。

③定型化できない作業が苦手

動画編集に向いていない人の特徴の三つ目は「定型化できない作業が苦手」なことです。

なぜかというと、動画制作では扱う動画のテーマや構成、出演者、動画の長さは毎回違います。

そのため、その都度カスタマイズした編集が必要になるからです。決まりきった編集というのはありません。

ですから、動画制作の現場では、動画を作る度に「このテーマなら、こういう構成がいいかな」ということを考えて動画ごとの最適解を探しているんです。

もちろん、動画にもお決まりのパターンはあります。

しかし、細かいところは微調整が必要になるので、結果的に個別にカスタマイズすることになります。

なので、こうした作業はルーティーンワークがいいという人には向かないと思います。

私はこうした相手のことを考える作業こそが、動画編集のやりがいの一つだと思っていますけどね。

動画編集に向いているかどうか確かめる方法

以上、動画編集に向いている人と向いていない人の特徴をお伝えしました。

しかし、性格的な部分だけでは、実際に向いているかどうか、本当のところはわかりません。

向いていないと思った人も、やってみたら「意外に楽しい!」なんてこともあり得ます。

ですので、ここからは動画編集に向いているかどうかを確かめる方法を2つお伝えします。

動画編集が向いているかどうか確かめる方法

  • 無料ソフトで動画を編集してみる
  • 動画編集スクールに相談してみる

①無料ソフトで動画を編集してみる

動画編集に向いているかどうかを確かめる方法の一つ目が、「無料ソフトで動画を編集してみる」ことです。

正直、これが一番手っ取り早く、確実な方法です。

料理も実際に食べてみれば、好きか嫌いか、すぐにわかりますよね。動画編集も、やってみれば、すぐに相性がわかります。

MacでもWindowsでも、お手持ちのパソコンに無料の動画編集ソフトが入っているはずです。
(無料ソフトなら「Clipchamp」がおすすめです。使いやすくて高機能です)

無料とはいっても、「動画を抜き出して、並びかえて、音楽とテロップをつける」という基本的な動画編集はできます。

例えば、試しに家の中のものを5分間分くらいスマホで撮影して、自宅の紹介ムービーを作ってみてはどうですか。

「面白い!」と思えれば動画編集に向いていますし、「単調な作業だな…」と思うのであれば動画編集はやめておいた方がいいです。

②動画編集スクールの説明会に参加してみる

動画編集に向いているかどうかを確かめる方法の二つ目が、「動画編集スクールの説明会に参加してみる」ことです。

動画編集スクールの説明会に参加すれば、実際に動画編集を始めている人の経歴や年代や、動画編集の仕事内容をもっと具体的に知ることができますよ。

特に動画編集スキルを活かして転職したり副業をしたいと思っている方は、一度は参加してみると、動画編集に対して現実的な見方ができると思います。

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まとめ:興味があるなら試してみよう

以上、動画編集に向いている人と向いていない人の特徴をお伝えしました。

動画編集に向いている人の特徴

  • 表現するのが好き
  • ものづくりが好き

動画編集に向いていない人の特徴

  • 地道な作業が苦手
  • 協働作業が苦手
  • 定型化できない作業が苦手

動画編集はいま需要が高まっているので、習得して損はないスキルの一つです。

「自分に向いているな」と感じたなら、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

自分の思い通りに映像を加工できるのって、すごく楽しいですよ!

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