この記事でわかること
- ITパスポート受験者の平均年齢は30.7歳
- 年代別の受験者は20代が45%で最多
- ミドル世代の受験者も41%と多い

ITパスポートは、20代の受験者が最も多いですが、受験者の平均年齢は意外にも30歳。
いわゆるミドル世代(30代・40代・50代)の受験者も同じくらい多くいるからです。
ITパスポートの概要について、こちらの記事をご覧ください。
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年代別受験者の最多は20代
2021年度のITパスポート受験者は、21万1145人でした。
企業のDX推進を背景に、受験者は年々増加していて、2021年度は初めて20万人を超えました。
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年代別の内訳(2021年度)を見ると、以下の通りです。

20代が最多の45.1%です。
就職活動の自己アピールのために学生のうちに取得する人や、入社後の新人研修などで取得する人が多いことが影響していると思われます。
受験者の平均年齢は30歳
一方で、受験者の平均年齢は30.7歳(2021年度)です。

「年代別の受験者は20代が最多なのに、なぜ?」と思われた方もいるかもしれません。
実は、ITパスポートの受験者平均年齢は意外に高いのです。
その理由は、ミドル世代(30代・40代・50代)の受験者が、20代と同じくらい多いからです。
- 30代 18.8%
- 40代 13.6%
- 50代 8.7%
- ミドル世代 計41.1%

私もITパスポート試験に合格したのは、31歳のときでした。
「ITパスポートは新卒者や20代が受ける試験」と思われがちですが、業務経験を重ねたミドル世代が学び直しのために受験するケースも多いのです。
ITパスポート試験では、ITに関する基本的な知識だけでなく、企業経営や会計、法務など幅広い知識を学ぶことができます。そのため、社員研修に導入している企業も多くあります。
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