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スマホはいつまで使えるの?OSサポート&バッテリー劣化で見極める買い替え時期

この記事でわかること

  • OSのサポート期間の確認方法
  • スマホのバッテリー劣化具合の確認方法

スマホの電池が減るのが早くなってきた

だけど、買い替えの基準がわからない

この記事では、スマホを買い替える時期を判断する方法について解説します。

結論からお伝えすると、スマホの買い替え時期を判断するために重要なのは次の2つの項目です。

  • OSのサポート期間切れ
  • バッテリーの持ちが悪い

あなたが使っているスマホが、どちらの項目に当てはまるようだったら、買い替えを検討してもよいと思います。

もちろんOSのサポートが切れようがバッテリーが劣化しようが、物理的に壊れない限り、スマホは動きます。

ただ、『安全に快適に』スマホを使おうと考えるなら、OSのサポート期間バッテリーの持ちの悪さは、買い替えを判断するために重要な要素になってくると思います。

この記事ではなぜこの2つの項目が重要なのかを説明した上で、確認方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみたください。

ここではAndroidスマホの「OPPO Reno5 A」(ColorOS V12)での設定を紹介しています。

スマホの平均使用期間は?

買い替え時期を検討する前に、一般的なスマートフォンの使用期間はどのくらいか、ご存知でしょうか。

内閣府の『消費動向調査(2023年調査)』によると、携帯電話の平均使用年数は以下の通りとなっています。

  • 携帯電話の平均使用年数:4.4年

紹介しておいてなんですが、この調査でいう『携帯電話』とは、スマートフォン以外の携帯電話も含むので、正確にはスマートフォンの平均使用年数=4.4年とは言えないようです。

ただ、同じ調査でスマートフォンの普及率が92.6%ということも示されているので、スマートフォンの平均使用年数も4.4年にかなり近いことが予想されます。

スマートフォンの使用年数は約4年というのが一般的なのではないでしょうか。

スマホの買い替えを判断する要素

スマホの平均的な使用期間は約4年のようですが、以下の項目に当てはまる場合は、買い替えを検討してもよいもしれません。

  • OSのサポート期間切れ
  • バッテリーの持ちが悪い

①OSのサポート期間切れ

1つ目の要素が『OSのサポート期間切れ』です。

OS(オペレーティングシステム)とは、『スマホの操作やアプリを使うために必要なソフトウェア』のことです。

よく見かけるOSと言えば、グーグルが開発した『Android』、アップルが開発した『iOS』ですよね。

OSというソフトウェアは、ある意味不完全な製品で、日々新しい機能が追加したり、セキュリティ面の問題を解決したりするための改善が行われます。

そのため、頻繁に『バージョンアップデート』と『セキュリティアップデート』があります。

しかし、残念なのが、OSのアップデートを受けられるのは新しいスマホに限られるという点です。スマホは、古くなるとOSのアップデートの対象外となっていきます。

もちろんOSが古くなっても、物理的に本体が壊れない限り、スマホは使い続けることができます。

しかし、OSのサポート期間が切れたスマホを使い続けると、色々な問題も出てきます。

  • サイバー攻撃やウイルス感染の危険性が高くなる
  • アプリが利用できなくなる
  • 新しい機能を追加できない

こうしたことを防ぐために、常に最新のOSにアップデートしておくことが大切です。

②バッテリーの持ちの悪さ

2つ目の要素が『バッテリーの持ちの悪さ』です。

スマートフォンに使われているリチウムイオン電池は「300回の充電で7~8割程度、500回の充電で5~7割程度に劣化する」といわれているそうです。

バッテリーが劣化すると、バッテリーの減りが極端に早くなり、持ちが悪くなります。充電をする回数が増えると、持ち運びにも不便ですよね。

いくらOSがしっかりサポートされていても、バッテリーが劣化して電池の持ちが悪くなっていたら、スマホを快適に使うことはできません。1日に何度も充電しなければならない状況は、ストレスにもなります。

確認方法

①OSのサポート期間

「自分が使っているOSは、きちんとサポートされているのか」

これを判断するには、以下のステップがあります。

  • スマホに搭載されているOSのバージョンを確認する
  • Googleが搭載されているバージョンのOSを現在もサポートしているか確認する
  • 端末のセキュリティパッチがサポートされているか確認する

1.OSのバージョンの確認方法

端末のOSのバージョンは、以下の方法で確認します。

  • 設定アプリ」>「デバイスについて」>「Androidバージョン

この項目を見ると、スマホのOSのバージョンを知ることができます。

私が使っているスマホ(OPPOのReno5A)では、2023年11月時点のAndroidバージョンは「12」となっています。

2.GoogleがサポートしているOSのバージョンの確認方法

次に確認するのは、OSの提供元であるGoogleが自分のスマホに搭載されているOSをメンテナンスしているかどうかです

私の場合は『バージョン12のAndroidOS』がきちんとGoogleによってメンテナンスされているOSなのかどうかということを確認します。

これを調べるために、Androidのセキュリティ情報をまとめた公式サイトを覗いてみます。

このサイトで、以下のページを開きます。

  • Androidのセキュリティに関する公開情報」>「〇〇〇年の公開情報

ここを開くと、月ごとに公開情報が見られるので、一番新しい月のページを開きます。

2023年11月時点では、2023年5月分のページが最新になります。

このページでは、「セキュリティ パッチレベル 2023-05-01 の脆弱性の詳細」という見出しの中で、「フレームワーク」や「システム」といった項目ごとに、「更新対象のAOSPバージョン」が記されています。

AOSPとは、Androidオープンソースプロジェクトの略です。つまり、「更新対象のAOSP」に記載されているバージョンのAndroidOSであれば、現時点でGoogleがサポートを行っていると判断できます。

私が使っているスマホのAndroidバージョンである「12」は、更新対象になっていました。

3.端末のセキュリティパッチの確認方法

実は、自分のスマホのOSが、Googleがサポートを行っているOSだったとしても、まだ安心はできません。

なぜなら、Googleが提供しているAndroidOSのアップデート情報をもとに、実際に端末のOSを更新する作業はスマホのメーカーや携帯会社が行うからです。

この仕組みが非常にわかりにくいのですよね。例えるなら、色んな会社にある「マニュアルの更新」です。

色んな問題が起こる度に会社の管理部門は公式のマニュアルを更新していく反面、既に配布されているマニュアルに更新分を反映させる作業は「部署任せ」になっているといったイメージです。

Googleは自分たちが開発している大本のAndroidOSはしっかりメンテナンスしていますが、すでにスマホに搭載されて市場に出回ったOSに関してはスマホのメーカーや携帯会社任せになっているということです。

ですので、自分のスマホのセキュリティがきちんとアップデートされているかどうかは、自分自身で確認する必要があります。

方法は以下の通りです。

  • メーカーや携帯通信会社の公式サイトで調べる
  • ②端末のアップデート情報を確認する

各端末のサポートに関する情報は、各メーカーや携帯通信会社のサポートサイトやセキュリティサイトに掲載されています。(掲載していないメーカーや通信会社もあります)。

OPPOのセキュリティサイトを見たところ、「最低でも四半期に一回セキュリティパッチを更新する機種」の一覧に、私が使っている「OPPOのReno5A」がありました。まだ、サポートされているようで安心しました。

セキュリティサイトやサポートサイトを見ても、自分のスマホのアップデート状況がわからなかったら、以下の手順で、端末のアップデート情報を確認してみましょう。

  • 設定アプリ」>「デバイスについて」>「Androidバージョン」>「Androidセキュリティアップデート

Androidセキュリティアップデートの下に表示されている日付が、アップデートが行われた日付です。

最後にアップデートされた日から、1年以上経過している場合は、すでに端末のサポートは終了したと判断しても差し支えないでしょう。

2023年11月時点で、私が使っている「OPPO Reno5 A」のセキュリティアップデートの日付は「2023年7月5日」となっていました。

②バッテリーの持ちの悪さ

バッテリーの持ち」は、使い方によって感じ方が異なるので、明確な基準を示すことができません。

ですが、一つの目安となるが、「バッテリーの劣化状態」を知ることです。

一部の機種ではバッテリーの劣化状況を表示してくれる機能があります。設定アプリの中の「端末情報」や「バッテリー情報」から確認できるようです。

ただ、私が使っている「OPPOのReno5A」には、バッテリーの劣化状況を確認できる機能はありません。

そのため、私は「AccuBattery」というアプリを使っています。

このアプリはスマホの充電状況を記録することで、現在の最大バッテリー容量(推定)新品時のバッテリー容量を比較してくれます。一つの目安として、新品時と比較してバッテリー容量が60%以下に落ちているのあれば、買い替えを検討してよいと思います。

一つの目安として、新品時と比較してバッテリー容量が60%以下に落ちているのあれば、買い替えを検討してよいと思います。

その他にも以下の項目に当てはまるようだったら、買い替えのサインかもしれません。

  • 朝フル充電の状態で、普段通りに使用していても、夕方には電池残量が50%以下になっている
  • 就寝中スマホを使っていないのに電池が極端に減る

まとめ

以上、スマホの買い替え時期を見極める2つのサインについて、お伝えしました。

最近のスマホは価格が上がってきているので、なるべく長く、安全に快適に使いたいですよね。是非、ご自身のスマホのOSやバッテリーの状況を確認してみてください。