
- ITパスポート試験のCBT方式ってなに?
- CBT方式の試験を事前に模擬体験する方法はあるの?
この記事でわかること
- ITパスポート試験のCBT方式の概要
- CBT方式を無料で疑似体験する方法
ITパスポート試験はパソコンで受験をするCBT方式という方法で実施されています。
CBTと聞くと仰々しく聞こえますが、一度体験してしまえば、何のことはありません。
大雑把に言えば、パソコンで選択肢をクリックするだけです。

本記事で紹介しているようにCBT方式を疑似体験できるソフトウェアが無料公開されているので、本番前に是非一度、試してみましょう。
この記事を書いた人

よーへい
- 30歳からITの学び直しを始めた男性会社員
- ITパスポート試験(2018年12月)合格
基本情報技術者試験(2019年4月)合格 - 情報学修士号取得(2021年3月)
- よちよち歩きで学んだITのあれこれを当ブログで発信中
CBT方式とは
CBT方式とは、Computer Based Testingの頭文字をとった略語のことで、簡単に言えばパソコン上で行うテストのことです。
パソコン上に表示された問題を見て、回答もキーボードを使って入力します。
紙に解答を書く方式のいわゆるペーパーテストと対比して、CBT方式と呼ばれています。

学校ではペーパー試験がほとんどですので、パソコンで試験を受けることに慣れていない方も多いと思います。
ですので、試験前に一度はCBT方式の疑似体験をしておきましょう!過去問を使った模擬試験にもなります。
ITパスポート試験を実施している情報処理推進機構が疑似体験ソフトウェアを配布しているので、こちらの使い方について解説します。
疑似体験ソフトウェアの使い方
ソフトウェアをダウンロード
まず、ITパスポート試験の公式サイトにある疑似体験ソフトウェアのページにアクセス。
ページの下部にある「疑似体験用ソフトウェア(Zip形式)」をクリックして、ファイルをダウンロードします。


ソフトウェアは各年度ごとに提供されていますが、まずは最新版を選びましょう
ソフトウェアの立ち上げ
Zip形式の疑似体験用ソフトウェアをダウンロードしたら、右クリックから「すべて展開」を選択します。
この画面では、ソフトウェアをダウンロードフォルダに置いています。

Zipファイルを「すべて展開」すると、圧縮前のファイルの横に、展開後のファイルが表示されるので選択。

拡張子が「.exe」のファイルが見つかるので、こちらもダブルクリック。


ここからの手順には、お使いのPCの環境によって違いがあります。
お使いのPCに、マイクロソフト社が提供している「.NET Framework 3.5」というソフトウェアがない場合、以下の手順でインストールします。
「.NET Framework 3.5」がインストールされていないPCで、疑似体験ソフトウェアの「.exe」ファイルを選択すると、以下の表示が出てきます。
疑似体験ソフトウェアを使うには、「.NET Framework 3.5」が必要になりますので、「この機能をダウンロードしてインストールする」をクリック。

自動的にインストールが始まるので、完了したら次の表示が出ます。
「閉じる」をクリックします。

「.NET Framework 3.5」がインストールされた状態で、再度、拡張子が「.exe」のファイルをダブルクリック。

これで疑似体験用のソフトウェアが立ち上がります。

ソフトウェアを使う
本番の試験では、「受験番号」「利用者ID」「確認コード」が必要になりますが、疑似体験ソフトウェアでは不要です。
ログインを選択すると、さらに同意事項の説明ページが表示されます。
こちらも同意をクリック。


本番の試験でも、解答を始める前に同様の手順を行います。

操作方法を確認して、「試験開始画面へ」を選択すると、試験が始まります。

まとめ

CBT方式は何も難しいことはありませんが、本番で戸惑わないためにも、是非一度、疑似体験をしてみましょう。