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簡単ログイン!Googleパスワードマネージャーの使い方

悩み
  • Webサイトににアクセスする度にログイン情報を入力するのが面倒くさい    
  • IDやパスワードが増えすぎて管理できなくなっている

この記事でわかること

  • 自動ログインができるGoogleパスワードマネージャーの使い方
  • ログイン情報が悪用されないように注意してほしいこと

今やほとんどのサービスがWeb上でできるため、ログイン情報は増えるばかり。かといって、同じパスワードを使いまわすことはセキュリティ上避けたいですよね、

「数あるIDやパスワードを適切に管理したい」

こうした方におすすめしたいのが「Googleパスワードマネージャー」です。

この記事を書いた人

よーへい

  • 30歳からITの学び直しを始めた男性会社員
  • ITパスポート試験(2018年12月)合格
    基本情報技術者試験(2019年4月)合格
  • 情報学修士号取得(2021年3月)
  • よちよち歩きで学んだITのあれこれを当ブログで発信中

Googleパスワードマネージャーとは

「Googleパスワードマネージャー」とは、Googleが提供しているパスワード管理サービスです。Google公式ブラウザ「Googlechrome」で使うことができます。

Googleパスワードマネージャーに、インターネット上で利用するサイトやサービスのIDやパスワードを登録をすれば、アクセスする度に自動的にログイン情報を入力してくれます。いちいち、ログイン情報を入力する手間が省けます。

登録したログイン情報は、パソコンだけでなく、スマホやタブレットでも同期して使用できます。

使い方

Googleアカウントを取得

Googleアカウントのログインページで、「アカウントを作成」をクリック。氏名やパスワードなど必要な情報を入力します。

Googlechromeをインストール

公式サイトから、Googlechromeをインストールします。

Googlechromeにログイン

Googlechromeを開き、右上の「ログイン」をクリックします。

Googleアカウントのログイン情報を入力して、「次へ」を選択します。

IDとパスワードを登録する

GooglechromeにGoogleアカウントでログインしたら、パスワードマネージャーにログイン情報を登録します。

まず、chromeの右上(ブックマークバーの上)にある「プロフィールアイコン」をクリックし、開いた小窓から「鍵マークのアイコン」を選択します。すると、以下の管理画面が開きます。

「登録したいサイトのURL」「ユーザー名(ID)」「パスワード」を入力し、「保存」します。

保存を押したら、「パスワードを保存できるようにする」「自動ログイン」にチェックを入れて完了です。

「自動ログイン」にチェックを入れると、登録したサイトでログイン情報を入力しようとすると、自動的に情報が入力されてログインできます。

「パスワードを保存できるようにする」にチェックを入れておくと、今後、登録していないWebサイトでログインする場合に、「パスワードを保存しますか?」という小窓がでるようになります。

保存をOKすれば、ログイン情報が保存されるので、登録も便利です。

パスワードマネージャーの安全性は?

Googleパスワードマネージャーに登録したパスワードは、Googleのセキュリティ対策によって保護されます。

また、保存したパスワードにリスク(以下の項目)があるかどうか簡単に確認することできたり、リスクを見つけると自動的に通知をしてくれたりします。

  • インターネット上に公開されている
  • データ侵害により漏洩した
  • 脆弱で推測されやすい可能性がある
  • 複数のアカウントで使用している

このようにGoogleパスワードマネージャーでは、巨大IT企業Googleによって不正利用がされないように管理されてはいるものの、インターネットの世界ですので絶対安全とは言い切れません。

特に注意が必要なのでは、Googleパスワードマネージャーのセキュリティではなく、デバイス側のセキュリティ対策です。

自動ログインは便利な反面、本人以外の人がスマホやPCを使っても、同じようにパスワードマネージャーの機能を使って、簡単にWebサービスにログインできてしまいます。

デバイスを勝手に使われてしまったら、おしまいということです。

ですので、パスワードマネージャーを使うときは、本人以外がデバイスを利用できないように、必ずセキュリティを厳重にしましょう。

デバイスのセキュリティ対策

  • パスコードや生体認証を取り入れる
  • 一定期間使用しない場合に自動的に画面をロックする設定にする

こうした対策をしても、パスワードマネージャーによる自動ログイン機能を使っている場合、万が一、勝手にデバイスを使われたら一大事です。

なので、金融機関や公的機関などのWebサービスでは、パスワードマネージャーを使わない方がいいと思います。

Googleパスワードマネージャーを使った自動ログインは、万が一、第三者に利用されても、致命傷にならないWebサービスで利用することをおすすめします。

  • 本人以外でも、端末を操作できればGoogleパスワードマネージャーで自動ログインが可能なので、PCやスマホにロックをかけることを徹底
  • 万が一に備えて、金融機関や公的機関などのWebサービスでは、自動ログインの設定は避けた方がよい

まとめ

以上、Googleパスワードマネージャーの使い方について解説しました。

注意点を理解しつつ使えば、Webサービスの活用がぐっと便利になります。是非、お試しください。