
- ITパスポートの通信講座が多くて、自分に合った講座がわからない
- 社会人におすすめのITパスポート試験の通信講座が知りたい
この記事でわかること
- 社会人におすすめする通信講座の条件⇒「専用スマホアプリ」&「充実の学習サポート」&「低価格」
- おすすめの通信講座:スマホ学習重視ならスタディング・印刷教材と個別質問希望ならフォーサイト

この記事では数あるITパスポート講座の中から、私が考えるおすすめの通信講座の条件とおすすめ講座をご紹介します。
この記事を書いた人

よーへい
- 30歳からITの学び直しを始めた男性会社員
- ITパスポート試験(2018年12月)合格
基本情報技術者試験(2019年4月)合格 - 情報学修士号取得(2021年3月)
- よちよち歩きで学んだITのあれこれを当ブログで発信中
おすすめの通信講座

最初に私がおすすめするITパスポート試験の通信講座をご紹介します。
スタディング充実のスキマ学習環境が手に入る

フォーサイト 印刷教材と個別質問あり

なぜ通信講座を選ぶのか
おすすめの通信講座をご紹介する前に、なぜ参考書を使った学習ではなく通信講座を選ぶのか。
その理由を整理したいと思います。
実は半数近くが不合格
最大のその理由は、ITパスポートの合格率です。
合格率(2021年度)
- 受験者:21万1145人
- 合格者:11万1241人
- 合格率:52.7%

ITパスポートは初学者向けの試験とはいっても、2021年度の合格率は約53%。
実は受験者の半分近くが不合格になっています。
自動車免許の試験と同じで、最終的にほとんどの人が合格できますが、適切な学習をしないと1回では合格できません。
通信講座で学習効率を高める
こうした事実を踏まえると、通信講座を選ぶ最も大きな理由は「学習効率を高めて、より短い期間で確実に合格する」ためだと私は考えています。

参考書を使った学習は費用が安く抑えられます。
しかし、参考書だけではスマホを使ってスキマ時間を活用して学習したりや、学習サポートを受けたりすることはできません。
ですので、通信講座に比べるとどうしても学習効率は悪くなってしまいがちです。

より短い期間で確実に合格するために、いかに学習効率を上げる環境を手に入れるのか。
これが通信講座を選ぶ一番大事なポイントだと思います。
社会人におすすめする通信講座の条件
こうした目的にあう通信講座を選ぶために、次の3つの項目から講座を評価するのがおすすめです。
- 専用のスマホアプリがあるか
- 学習サポートの充実度
- 受講費用は1万円台
専用のスマホアプリがあるか
通信講座を選ぶにあたって、専用アプリが提供されている点は、時間のない社会人にとって最も重要視したい要素だと思います。

なぜなら、専用アプリがあることでストレスのないスキマ学習ができるようになるからです。
私が紙の参考書を使ってITパスポート試験に合格した際は、1日45分の学習で4ヵ月くらいかかりました。
>>関連記事:【文系IT初学者の社会人向け】ITパスポートの勉強時間は?
1日の学習時間が45分だったのは、仕事の忙しさもありましたが、もう一つ要因がありました。

それは、スキマ時間を利用した学習ができなかったからです。
紙の参考書は厚くて重いので、常に持ち歩くには不便でした。
多くのITパスポート試験の参考書はA5判で、新書の2倍くらいの厚さ(500ページ以上)があります。
私は社外に出る仕事が主だったこともあり、この厚さの参考書を毎日、鞄の中にいれて持ち歩く気にはなれませんでした。
ですので、学習時間は自宅にいるときに限られ、スキマ時間で学習する機会を失っていたのです。

貴重なスキマ時間を学習時間に変える強い味方がスマホです。
そのためには、次の3つの機能がスマホでできることが必要です。
- 講義動画をスマホで見られる
- テキストをスマホで見られる
- 問題集をスマホで解ける

この3つの機能をストレスなく使うためには通信講座で専用アプリが提供されているかどうかが非常に重要です。
机に座って、紙の参考書を開いて、ガリガリ勉強する。
日々、時間に追われる社会人は、なかなかそんな環境を整えることはできません。

空いた時間で、細切れに勉強する。これが、忙しい社会人ができる学習方法だと思います。
「スキマ時間を制するものが、試験を制す」です。
そのためには、スキマ時間ができたら、すぐにスマホで講義動画や参考書を開ける学習環境。
通勤や家事などの時間に、講義動画を流せる学習環境。
こうした環境を整える必要があると思います。
学習サポートの充実度
スマホ学習以外に学習効率を高める要素が「学習サポートが充実している」ことです。
学習サポートには、次のような項目が挙げられます。
学習サポート
- 学習の進捗状況を可視化してくれる
- 個別質問ができる
学習を始めて間もないころは、モチベーションが高いため、毎日学習することは苦になりません。
ですが、1ヵ月2か月を過ぎると、徐々にモチベーションが下がり始め、毎日継続して学習することがおっくうになってきます。
そうした時期に、学習の進捗状況が可視化されていて、これまでの学習実績がわかると、モチベーションの維持に役立ちます。

ITパスポート試験の場合、個別質問は絶対必要になる訳ではないですが、丁寧に学習を進めたい人にはありがたいサービスです。
受講費用は1万円台まで
いくら学習効率を高めてくれる講座であっても、費用には限度があると思います。
個人的な意見ですが、ITパスポートの通信講座の場合、受講費用が1万円台の講座から選ぶことをおすすめします。
高いだけでだめというつもりはありませんが、ITパスポート試験が幅広い層を対象にした入門レベルの試験であることや、他の資格試験の講座の価格帯を考慮すると、1万円台が相場だと考えます。

本記事で紹介する1万円台前半までの講座でも、十分にスマホ学習の機能や学習サポートは充実しています。
おすすめの通信講座
スタディング充実のスキマ学習環境が手に入る

>>関連記事:【受講レビュー】スタディングのITパスポート講座 スキマ時間を徹底活用!
メリット
- 専用スマホアプリ
- 動画のオフライン再生もできる
- 学習履歴が残るので、講義動画は途中から再生できる
- 1万円以下で低価格
- 合格でAmazonギフト券2000円
デメリット
- 印刷教材なし
- 個別質問は不可
スタディングの詳しい受講レビューはこちら。
>>関連記事:【受講レビュー】スタディングのITパスポート講座 スキマ時間を徹底活用!

スタディングの専用スマホアプリは、とにかく使いやすくて、ストレスなくスキマ学習ができます。その分、印刷教材や個別質問はありますせんが、スマホ学習に振り切って効率的に勉強を進めたい方にはおすすめです。
フォーサイト 印刷教材と個別質問あり

>>関連記事:【受講レビュー】フルカラーテキストに個別質問あり!フォーサイトのIパス講座
メリット
- フルカラーの印刷教材
- 専用スマホあぷり
- コンパクトな講義動画
- 講義動画のオフライン再生可能
- 無料メール質問
- 学習中の人数をリアルタイム表示
デメリット
- 学習の履歴が残らない
フォーサイトの詳しい受講レビューはこちら。
>>関連記事:【受講レビュー】フルカラーテキストに個別質問あり!フォーサイトのIパス講座

フォーサイトは、「印刷教材に書き込みをしながら学習したい」「わからない点は質問したい」という方に適した講座です。合格的主義を掲げているので、なるべく短期間で合格したいという方にもおすすめです。
まとめ
以上、おすすめの通信講座をご紹介しました。
重ねてになりますが、独学ではなく通信講座を選ぶ目的は「学習期間を短くすること」「確実に合格すること」です。
- 専用のスマホアプリがあるか
- 学習サポートの充実度
- 受講費用は1万円台

「ITパスポートは取得しても意味がない」という声も見かけますが、私はとてもためになる試験だと思います。
本記事が、ITパスポート試験を受験する社会人が質の高い講座を見極める参考になれば幸いです。