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“デジタルを使う人材“育成へ デジタルリテラシー協議会設立

デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進にむけてビジネスパーソンのデジタルリテラシーの向上を図ろうと、情報処理推進機構などの3団体がデジタルリテラシー協議会を設立しました。

共同でデジタルリテラシー協議会を設立したのは、「データサイエンティスト協会」、「日本ディープラーニング協会」、それに「情報処理推進機構」の3団体です。

それぞれの団体は独自にデジタルリテラシーに関する検定や試験を実施していますが、IT・データサイエンス・AIの三方面からさらにデジタルリテラシーの向上を目指し新たな協議会を設立したということです。

協議会の目的として「『データ×AI』活用に関する教育環境を整え、デジタルリテラシーの見える化と、すべてのビジネスパーソンが共通言語としてデジタルリテラシーを見につけた状態を達成する」としています。

今後、初回となる協議会を今年の夏ごろに開催するほか、ビジネスパーソンが見につけるべき基礎的なデジタルリテラシーを体系的にまとめた「Di-Lite」を策定する予定です。

デジタルリテラシー協議会は「デジタルトランスフォーメーションの推進には、これまでの『デジタルを作る人材』だけでなく、『デジタルを使う人材』も含めた両輪の育成が必要になる」としています。