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文系でもわかる “デジタル”とは物事の表現手法 アナログとの違いを徹底解説

「デジタル時計」、「デジタルカメラ」などなど、世の中にはデジタルと名が付く言葉があふれています。

でも、このデジタルって何を指す言葉なのでしょうか。


デジタルが付く時計と普通の時計では,何が違うのでしょうか。

デジタルとは物事の表現手法の1つ

ずばり、デジタルとは物事を表現する手法の1つを指します。



表現するとは置き換えることです。



例えば、「感情を言葉で表現してください」と言われれば皆さんどうするでしょうか。



「嬉しい」とか「怒っている」などの言葉を使って説明すると思います。



また「感情を態度で表現してください」と言われればどうでしょう。


飛び跳ねたり、うなだれたりして、感情を伝えることもできます。



これらと同じで、物事には多くの表現手法があり、デジタルとはその手法の1つです。



では、デジタルは物事を何で置き換えるか。それは数字です.



このことはデジタルの英語の意味を考えると想像がつきやすくなります。



デジタルとは英語でdigital。digitalとはdigitの形容詞です。



digitは「指」、動詞のdigitizeは「数字で表す」という意味です。


digitalとは「数字で表された、または数値化された」ことを指す言葉なのです。

つまり、デジタル時計とは「数字で表された時計」と言い換えることができます。

アナログとは

時間を表現しているのが時計という道具です。



でも、私たちが普段使っている時計は数字を使ったデジタル時計だけではありません。



時間を針の動きや砂の量といった別の手法で表している時計もあります。



こうした手法はデジタルと対比してアナログと呼ばれます。



一般的にアナログとは「物事を連続的に変化する物理量で表現すること」と説明されます。



例えば、普通の時計の針は時間が進むのにあわせて動き続けています。


また、砂時計の砂も量が変わり続けます。



つまり,物事を置き換えるのに動き続けているものを使っているのがアナログという表現手法ということです。

デジタルとアナログ どっちがいい?

この2つの表現手法には、それぞれ良い点と悪い点があります。



時計を例に挙げると、まず思い浮かぶのが時間の理解のしやすさです。



例えば「今が〇時〇分か,正確な時間を知りたい」場合,デジタル表示が最も分かりやすいのではないでしょうか。



アナログ表示の針を使った時計では「35分か36分か,どちらを指しているのか分かりづらい」ということが起こりえるからです。砂時計ではなおさらです。



一方、「午後4時まで、あとどのくらい時間があるか知りたい」という場合は、アナログの方が便利かもしれません。



針の時計を一目見れば、特定の時刻までの時間が直感的に分かるからです。


この場合、デジタル表示では計算をする必要があります。

表現できる範囲に差も デジタル<アナログ

さらに、デジタルとアナログの大きな違いとして挙げられるのは表現力の差です.

例えば、秒数表示のないデジタル時計では、表示されるのは「〇〇時〇〇分」までです。

しかし実際は時間は常に変化し続けています。

にもかからわず、1分間は同じ表示が続くことになります。

つまり、デジタル表示では1分間の時間の変化を正確に表現できていないことになります。



一方,アナログ時計では1分の間も秒針は動き続けているので、秒数の変化も知ることができます。



もちろん、秒数やそれ以下の時間まで表示できるデジタル時計もあります。

しかし、その場合もやはり一定の時間、デジタルが正確に表現できない時間が生まれます。


もちろん、秒数まで表現できれば十分という意見もあると思います。

ただ、ここで理解をしておきたいのは数値を利用するデジタルとモノの動きを利用するアナログでは、その手法において決定的に違う点があるということです。

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