新しいソフトウェアをインストールしたり、容量の大きいファイルをダウンロードしたりする際に、「パソコンのストレージが足りなかった」という経験はありませんか。
パソコンを長く使っていると、いつの間にか、様々なデータが蓄積されてしまいます。
ただ、本当に、すべて必要なデータでしょうか。
ほとんど使用していないのに、パソコンのストレージの容量ばかり食っているソフトウェアやデータというのは、意外に多いものです。
そこで、この記事では、パソコンのストレージの使用状況を確認する方法を解説します。
この方法を使えば、容量が大きくなっているフォルダやファイルを見つけることができ、無駄なデータを削除することができます。
しばらく、パソコンのデータの整理をしていないという人は、是非試してみてはいかがでしょうか。
「設定」から「記憶域」を参照する
お使いのパソコンのストレージの使用状況は、以下の手順で確認します。
ストレージは、言ってみればデスクの引き出し。引き出し(ストレージ)が多いほど、多くの資料を保管できます。
ですが、引き出しには限りがあります。自分のパソコンのストレージ(引き出し)が、どの程度埋まっているのか、確認することはパソコンを適切に使うために、とても重要です。
ストレージの確認方法
- タスクバーの「スタート」を選択
- 表示されたアプリの中から、「設定」を選択
- 「システム」→「記憶域」を選択
「記憶域」をクリックすると、以下の画面が開きます。

まず、一番上の行にある「ローカルディスク」の項目に注目してください。
灰色のバーがストレージの全体容量で、青色になっているのが使用済みの容量です。
私のPCの場合、ストレージが220GBあって、そのうち194GBは使用していて、残りは26.3GBになっていることが読み取れます。
計算すると、使用率は88%ですから、かなりストレージが圧迫されています。
どこで、そんなにストレージが使用されているのか。それは、さらに下の項目を見ると知ることができます。
私のパソコンでは、「その他」の項目が90.7GBの容量を使っていることがわかります。この項目をクリックすると、さらに具体的なフォルダが表示されます。

「Documents」と「Camera」フォルダが、それぞれ約30GBもの容量を使っていることがわかりました。
それぞれをクリックすると、エクスプローラーが起動し、該当のフォルダに入っているデータをみることができます。
私のPCの場合、「Documents」と「Camera」フォルダに、撮りためた動画データが入っていました。それがストレージを圧迫しているようでした。
そのうち、整理をしようしようと思って、そのままにしていました。
不要なファイルを消す
ストレージの空き容量を増やしたい方には、クリーンアップがおすすめです。
「システム>記憶域」のページの下部に、「クリーンアップ対象候補」という項目があります。
ここをクリックすると、「データが大きくて未使用のファイル」や「使用していないアプリ」などを見つけることができます。

この中で、とくに必要のないデータやアプリがあれば、消してしまいましょう。
パソコンって、なんでも貯めて置ける四次元ポケットみたいに思ってしまいますが、もちろん限界があります。
パソコンを上手に使いこなすために、データの整理は定期的に行いたいものですね。